軽自動車はOEMが多い

軽自動車はOEMが多い

軽自動車は現在、主要な国産メーカーのほぼ全てから販売されています。(いすゞや日野など商用車メーカーは除く)しかし、実際に軽自動車を製造しているメーカーは全体の半分ほどとなっています。

軽自動車は通常の普通乗用車とは規格が違う為、専門の生産工場がないと作るのが難しくなっています。また、軽自動車は生産コストが高く、マツダなど以前は軽自動車を自社生産していたけど、撤退してしまったケースもあり、新規参入が難しいジャンルとも言われています。

こうした背景から軽自動車はOEM車が多いという特徴もあります。

OEMとは

original equipment manufacturerの略で、他社ブランドの商品を製造販売する事という意味になります。部品などのOEM品は、OEM先となる他社メーカーの工場で生産するケースもありますが、車のOEMに関しては、専用の生産ラインを必要とする為、OEM元のメーカーで製造して、エンブレムやグリルなど一部の外装を変えて販売する事が一般的となっています。

軽自動車のOEM元とOEM先

OEM車として、生産して他社に提供するメーカーを「OEM元」他社が生産した車を自社ブランドとして販売するメーカーや車種を「OEM先」と言います。現在の軽自動車業界の自社生産状況とOEM関係を紹介します。

トヨタ

軽自動車大手のダイハツを1998年に株式の半数以上を取得し連結子会社化をし、2010年よりトヨタブランドとして軽自動車を売るようになりました。
現在ピクシスシリーズとして、ピクシスエボック(ミライース)、ピクシススペース(ムーヴコンテ)、ピクシストラック(ハイゼットトラック)、ピクシスバン(ハイゼットカーゴ)をOEM販売しています。

日産

かつてから三菱とスズキのOEM販売として、軽自動車を販売していました。2013年より三菱と軽自動車を共同開発して、デイズ(三菱ではekワゴン)を共同開発し発売をし、現在ではトールワゴンのデイズルークスの2車種を共同開発車として販売しています。

それぞれの車種は、日産も開発に携わり、技術提供もしていますが、日産は軽自動車の生産ラインを持っていない為、生産は三菱の工場が使用されています。その他、モコ(MRワゴン)、NV100クリッパーリオ(エブリィ)の2車種をスズキからのOEMとして販売しています。

ホンダ

トヨタ・日産と並んで3強と呼ばれる大手自動車メーカーの中では唯一、古くから軽自動車の自社生産をしていました。
以前はライフやゼストなどが代表車種として人気を集めていましたが、スズキとダイハツの2台軽自動車メーカーに押される展開が続いた事から、2011年にN-BOXを皮切りに、軽ブランドをNシリーズに一新。

現在では、N-ONE、N-WGNなどをラインナップしています。その他、軽バンとして、古くから人気のバモスだけを、Nシリーズとは別に現行車として販売しています。ホンダは古くからOEM供給をしないメーカーでも有名で、ホンダが製造した軽を買えるのは、ホンダだけとなっています。

マツダ

かつてはオートザムブランドなどで、軽自動車は自社生産していました。キャロルやAZ-1などは現在も往年の名車として人気があります。

1994年からスズキワゴンRのOEM販売として、AZーワゴンの販売を行い、1998年にキャロルを自社生産を終了し軽自動車から撤退。その後スズキのアルトのOEM販売として、名称を引き継いで継続販売されています。

21012年より、主力の軽ブランドをフレアシリーズと呼称を変えて販売しています。ラインナップは、フレア(ワゴンR)、フレアワゴン(スペーシア)、フレアクロスオーバー(ハスラー)、キャロル(アルト)、スクラムシリーズ(エブリィシリーズ)を全てスズキからのOEMとして販売しています。

スバル

2005年にトヨタが筆頭株主になった事で、業務提携を行い、トヨタの連結子会社であるダイハツとも業務提携を行いました。かつては、軽自動車を自社生産していて、R1/R2やサンバーシリーズなどの名車を生み出していましたが、2012年より完全に軽自動車から撤退。現在では全てダイハツからのOEM販売となっています。

ラインナップは元々軽自動車を販売していたブランドで、同じダイハツのOEM販売をしているトヨタよりも多く、LUCRA(タントエグゼ)、ステラ(ムーブ)、プレオシリーズ(ミラシリーズ)、サンバーバン/トラック(ハイゼットバン/トラック)、DIASWAGON(アトレーワゴン)となっています。

三菱

古くから軽自動車を自社生産していて、日産などにOEM供給も行っていました。ekワゴンなどのヒット車種もありましたが、近年ではスズキとダイハツに対して劣勢となっていた事もあり、日産と共同開発を開始。

日産でも紹介している通り、ekワゴン(日産ではデイズ)を2013年より発売し現在ではekスペース(日産ではデイズルークス)を共同開発車として販売しています。現在の売れ筋はこの2台となっていて、この他ミーブシリーズがEV化されている事も特徴となっています。

スズキ

ダイハツと並んで、2大軽自動車メーカーとなっています。近年は軽自動車業界の熾烈な首位争いを繰り広げられています。昔から軽自動車の定番ブランドとして定着していて、ワゴンRを始め多くのヒット車種を排出しています。主なOEM供給先はマツダと日産になっています。

ダイハツ

スズキと並んで、2大軽自動車メーカーとなっています。かつては軽自動車2番手が定位置でしたが2007年に1973年以降では初めて、スズキを抜いて軽自動車首位に躍り出ると、その後ミライースを皮切りにスズキと燃費競争を繰り広げ、現在はスズキ軽自動車のシェア争いも激しいトップ争いを繰り広げています。現在はトヨタの連結子会社となった事から、OEM供給先はトヨタとスバルになっています。

軽自動車はOEM元とOEM先のどちらで買えばいい?

軽自動車はOEMが多い事から、同じ車を買おうとした時でも、複数のメーカーで扱っている場合があります。元々値引き枠の少ない軽自動車では、本来は自社生産して中間マージンが少ないOEM元の方が有利と言われていましたが、最近では、マツダや日産などがOEM元よりも値引きをたくさんするという報告も多く聞くようになっていました。

実際に日産が当時スズキのパレットからOEM販売したルークスでは、日産の営業網を活かして本家スズキよりもたくさん売ったという実績もあります。値引き交渉という面では、OEM元が安いと決めつけないで、両方のメーカーから見積書をもらい値引き交渉をする事がオススメです。

OEM元はOEM先よりもグレードやメーカーオプションのラインナップが充実している事もあります。OEM先で購入しようとしている場合でも、一度はOEM元のグレードとメーカーオプションのラインナップを確認しておくとよいでしょう。

車を売るときは無料一括査定で10万高く

私が複数の買取業者から一括して査定してもらえるサービスを利用したところ、ディーラーに17万円と査定された愛車が27万円で買い取ってもらうことに成功しました

私が利用したのは「車査定比較.com」という一括査定サービスです。最大10社へ無料で一括査定依頼ができ、一番高く車を買い取ってくれる業者がわかりました。 申し込みは3分で完了です。
  • 最大10社へ無料で一括査定依頼
  • 一番高く車を買い取ってくれる業者がわかる
  • 手続き代行だから簡単に売れる
>>私が利用した「車査定比較.com」の一括査定はこちら

●複数社で買取比較⇒一括査定の「車査定比較.com」


コメントを残す

サブコンテンツ

ページの先頭へ