車買取店とオークション代行の違い
車買取業者に車を売却する場合と、オークション代行を利用場合は大きな違いがあります。
業者用オークション代行は買取よりも高く売れる可能性もありますが、リスクや注意点が多くあります。
オークション代行の特徴を知って、それぞれの違いを比較してみましょう。
業者用オークション代行のリスク
- 売れなくても手数料がかかる
- 売却時期が読めない
- ローン残債がある車は出品できない
- ローンを完済していても所有権が付いている場合はひと手間加わる
- 融通がききづらい
売れなくても手数料がかかる
現在ほとんどの買取業者では無料査定を行っています。提示された金額で納得が行かず売却しない場合は一切費用はかかりません。
それに対してオークション代行は、代行業者とオークション会場、場合によっては陸送業者に手数料を支払う必要が出てきます。仮にオークションで希望の価格で車を売れずに断念する場合でも、手数料分はそれぞれの業者に支払う義務があり赤字となってしまうリスクがあります。
売却時期が読めない
買取業者であれば、査定を付けた段階で車の受け渡し時期や方法、買取金額の受領の流れを双方の話合いのもとに全て決める事ができます。
しかしオークション代行を利用した場合は、希望金額で落札されなければ、売却時期がオークション開催時期(通常1週間)ごとにずれていき、再出品に伴う手数料も発生します。売り切りスタートにしない限り、買い手側の都合で売却時期が決まります。
ローン残債がある車は出品できない
買取の場合はローンが残っている車でも、査定金額とローン残債を相殺する事で売却する事ができますが、オークションではローン残債が残っている車は売却できませんので注意しましょう。
ローンを完済していても所有権が付いている場合はひと手間加わる
ローンを組んで購入した車両では、車検証の所有権欄が販売会社や信販会社の名前になっている事があります。買取店に売却する場合は、ローンの完済確認と、本人の印鑑証明等の書類が揃えば売却する事ができ、先に買取金額を受け取る事ができます。
オークション代行を利用して出品する場合は、出品時に所有権を解除する書類も含めて、名義変更に必要な全ての書類を揃えておく事が必要となります。所有権が付いている場合は、販売会社や信販会社に問い合わせして、所有権留保の書類をご自身で取り寄せる事が必要となります。
融通がききづらい
買取業者などでは成約したお客に対しては状況によっては無料で代車を用意したり、新しい車の納車に合わせた引き取り対応など融通をきかせた臨機応変なサービスを期待する事ができます。
それにたいしてオークション代行業者は、顧客目線のサービス概念が少ない傾向があり、オークション会場や代行業者の都合で顧客が動く事が必要になってきます。
オークションで売ると思わぬ高値になる事も
オークション代行にはリスクやデメリットが多いですが、最大のメリットとして買取業者で売却するよりも大幅で高く売れるケースがあります。
オークションで売却した例
車種 | ホンダ フィット 1.3G |
年式 | 3年落ち |
車検 | 車検なし(1回目の車検満了時に出品) |
走行距離 | 19,000km |
装備 | 純正ナビ ETC |
ボディーカラー | 白 |
買取専門店査定価格 | 65万円 |
オークション落札価格 | 87万円 |
この場合では、各種手数料を除いても買取業者に売却するよりも15万円ほどの利益が発生しました。高年式車両でなくても、人気車種であればオークション出品は各種手数料を払うなどのリスクを考慮しても、挑戦してみる価値はあります。
ただし、その際は必ずリスクを認識して、落札されなかった時の事も考慮して代行出品を検討するようにしましょう。
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