マツダ ベリーサの情報まとめ【特徴や新車・中古車・買取相場など】

マツダ ベリーサの情報まとめ

マツダ ベリーサの特徴

マツダ ベリーサは、2004年に発売したプレミアムコンパクトカー。一部改良は何度か行っていますがマイナーチェンジは2006年で現在の型はかなり古いです。最近のマツダ車の代名詞のスカイアクティブ技術も導入されていません。以前はe-4WD車を用意していましたが、現在はFFのみのラインナップです。

最大の特徴は車は扱いやすいコンパクト。室内は高級感あふれるプレミアム空間になっている事です。グレードLを選ぶと本革シートが用意されています。フルレザーではないですが、価格も安く国産コンパクトで本革を選べる唯一と言えるモデルです。女性をターゲットにしていて、助手席のグローブボックスには化粧をする時に便利な鏡を用意するなど、アメニティ装備が充実しています。

2015年4月には特別仕様車のノーブル・クチュールを発売。赤い本革シートで独特な室内空間を演出しています。外観は現在となっては、古さも感じる平凡なデザインですが、いざ室内に入ると、なんだこの車は？とギャップを感じる事ができる未だ根強いファンが多い車種です。モデルチェンジの噂はほとんどなく、ベリーサが廃止されて新しいプレミアムコンパクトが追加される噂があります。

マツダ ベリーサのオススメポイント

使う用途を考えるとコンパクトカーが欲しいけど、室内はちょっとこだわりたいという人におすすめです。外観も内装も女性受けが良く、最新車種にもない魅力があります。燃費性能と走行フィーリングが悪いので、こうした要素をあまり気にしない独身女性や夫婦で2台車を所有する主婦などに人気が高いです。

最大の目玉は本革シートで、5ナンバーのコンパクトボディーで本革シートを求めるのであれば、ベリーサの他に選択肢はありません。ハッチバックで荷室や後部座席の居住空間も広く、実用性も高いのが魅力です。

こんな人にはオススメできない苦手なポイント

エンジンのスペック自体は平均的で車体も軽いので、申し分のないパワーがありますが、スペックでは見えない走行フィーリングの悪さが目立ちます。足回りは弱々しく、コーナリング性能は最近のマツダ車とは思えないような悪い仕上がりです。

走りやコーナーワークを求めないユーザーが多い車種ですが、ロードノイズとアスファルトのちょっとした路面の悪さを拾ってしまい、街中をゆっくり走るだけでも乗り心地の悪さを感じてしまいます。せっかく内装はプレミアム感が高い仕上がりになっているので、静寂性などは残念なポイントです。

昔はe-4WDの設定があり、雪国での売れ行きもまずまずでしたが、FF車のみになってしまいオススメできる対象の人が狭くなってしまいました。

マツダ ベリーサの購入価格・値引きに関して

モデル末期という事で、値引き交渉は強気に望むようにしましょう。一部販売店ではプレミアム感が高い車種で値引き枠がないと突っぱねてきてデミオなどを売り込もうとするケースもあります。実際には値引きをできる車種なので、場合によっては複数のマツダ店で競合させましょう。

マツダ ベリーサの中古車価格や査定額

新車の販売台数はデビュー当初から少ない水準の不人気車種ではあります。しかし新車のラインナップでここまで生き残ったのには、根強いファンが多い背景があります。中古車市場では人気が高く、高値水準を維持しています。特に本革シートのLは人気が高いです。

売却を検討している人は、新車販売もしていて商品価値も高い早いタイミングで検討する事もオススメです。
中古車を検討している人は、新車と同様、燃費や走行性能は高年式になればなるほど、他の車種に比べて劣っています。ベリーサに強いこだわりがなければ他の車種を選ぶ事もオススメです。3年落ち、5年落ち、7年落ちと比較して年数に対しての値崩れが少ないので、どうせ中古を買うなら高年式を狙いたい。

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