タバコの焦げや穴がある車はマイナス査定
喫煙車を売却する場合は臭いだけではなくて、コゲや穴にも注意が必要です。
臭いについては、事前対策である程度ごまかす事ができますが、シートに穴を開けてしまったりコゲがある場合はごまかしようがありません。
●穴やコゲを修理する場合は?
車種にもよりますが、純正シートの多くはウレタンのクッションと外側のシートで分離できる構造となっています。
中のクッションに損傷がなければ外側だけのシート交換で対応が可能となります。
しかし取り付けには技術力がいりますので、専門の業者に依頼する必要が出てきます。
外側の純正シートカバーの交換費用の相場は、1万円~2万円ほどになっています。
●本革シートは特に注意が必要
本革シートの場合は、素材も高く一体型のタイプや張替えの技術料が高くなります。
元々本革シートは使用していると、スレ傷など劣化がしやすい物ですので、黒や茶色系の本革シートでしたら、多少のコゲ程度でしたら査定減点されない場合もありますが、穴があいてしまった場合は、交換費用で5万円~10万円ほどかかる事もあります。
通常のシートでしたら、社外のシートカバーを装着してごまかす事もできますが、本革シートでしたら、外付けのシートカバーを付けていると違和感が出てごまかせない事が多いです。
●タバコの穴やコゲに対しての査定落ち
車種や業者にもよりますが、一般的に査定の減点は1ヶ所につき1万円~1万5千円ほどが相場となっています。
ただし、トラックやバンなどの商用車ではタバコによるシートの損傷があっても、1~2ヶ所の小さな穴やコゲであれば減額されない場合があります。
本革シートの場合は3万円~5万円ほどの減額になる場合もあります。
●外付けシートカバーは効果があるのか?
ディーラーオプションや部品量販店などで売っている、純正シートの上から被せるタイプのシートカバーは、査定時には効果があると言えます。
一般的な車であれば査定時にわざわざ、外付けシートカバーを全て剥がして純正シートの状態を確認する事はありません。売却後に後からシートカバーを剥がしたらタバコの穴やコゲがあったとしても、ほとんどの業者であれば大目に見てもらえます。
しかし、ウレタンクッションが大きく損傷していたり、タバコによる穴やコゲが1ヶ所や2ヶ所では無い場合は、車を受け渡し後に後からクレームや買取価格の減額交渉の連絡が入る場合も希にあります。
社外品の外付けシートカバーの相場は布製のもので1万円~2万円ほどとなっていますので、査定の減額費用と大差がありません。売却を決めてから、査定減額を避ける為に、社外品の外付けシートカバーを購入するのは経済的とは言えないです。
穴やコゲを作ってしまった後にそれなりの期間車に乗る予定や、元々喫煙車の車に純正シート保護の為にシートカバーを付けておくのはおすすめできる方法になります。
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